鳥取市に「わらべ館」という童謡・唱歌とおもちゃのミュージアムがあります。
岡野貞一「春が来た」「おぼろ月夜」「もみじ」など
田村虎蔵「金太郎」「浦島太郎」「一寸法師」など
永井幸次（大阪音楽大学を設立）といった日本の音楽教育の発展に貢献した鳥取県出身の優れた音楽家の資料も大切に展示されています。
明治〜大正にかけて、大人たちが子どものための音楽文化向上に力を入れていた歴史がわかります。
先週の金曜日は１日に２つの会場での移動公演でした。
午前中は0~3才と親御さんのアートスタート公演をわらべ館のホールで。
このコンサートを発案から当日の会場整理まで様々な準備をこつこつと実現させたのは「鳥取おやこ劇場」のみなさんの熱〜い想い。
普段から、このわらべ館では様々なイベントが開催されていて、ちいさな子どもたちも「この場所に慣れていて安心しているな〜」という印象でした。そんなベースがあってこそ、0~3才向けとしてはハードルの高い選曲でも、一般入場のみなさんが最後まで静かに聴き入ってくださったのだと思います。
わらべ館、おやこ劇場、ともに子どものための文化活動は、社会全体を幸せにするのだとあらためて感じました。
マリンバ・カンパニー 代表 村井克弘
午後のおやこ劇場公演の様子はこちらです。
